自宅サーバ(ATOM - Intel D510MO)にUbuntu Server の64ビット版をインストールして運用させてたのですが(自宅サーバ リプレース)、ESXiが5.0になって蟹を認識するようになったとのことで当初の計画通り仮想化(ESXi)する事にしました。
当初の計画としてはD510MOにESXi4.0をインストールして、それまでSolaris10の仮想化(コンテナ)で動作させていた仮想サーバ群をそのまま移行する事を考えていたのですが、D510MOに搭載しているNIC(蟹さん)がESXiで動作しない・・・無理矢理、蟹のドライバ(oem.tgz)を入れて動かすという荒技もあるようですがNICが安定動作しないという情報もあって頓挫・・・という事情もあって、Ubuntu Serverの64ビット版で全部のサービスを一気に動かすという無理な移行をしました。
動作させているサーバというと、
・内部DNSサーバ×3台(自宅内でVlan毎に別のDNSドメインにしているため)
・外部DNSサーバ×2台
・メールスプールサーバ(ごく普通のメールサーバです)
・メールリレーサーバ(Clamsmtpdでメールのウイルスチェックをさせています)
・Proxyサーバ(Havpでウイルスチェックさせています)
・ブログサーバ(・・・このブログです。唯一重いサーバです。)
と、元々仮想化していたサーバ群なので、負荷的には全然軽いサーバばかりです。
仮想化していたサーバを1台に無理矢理集約していたのでDNSサーバが面倒な構成になっていて、外部と内部向けのDNSが共存していることと、内部向けに個別のDNSドメインが存在しているからViewを使ってしまうとスレーブサーバのゾーン転送が難しくなることから、サーバ内に個別のBINDを立ち上げて運用させていました。そして、どうしてもNICが2枚は必要だったのでIntelのPCI NIC(82541PI)を増設していました。
移行の計画としては、まずP2VでUbuntu ServerをそのままESXiにして、個別のサーバ群を再構築しながら分割していこうと考えました。そのために
1.現在の物理サーバをAcronisでバックアップ
2.物理サーバにESXiをインストール
3.vCenter Converterでバックアップイメージをマイグレート
4.ESXi上で、稼働させる
という手順を考えていました。ESXi 5.0のHyper Visorはすんなり動作し、NICも2枚認識したので、後は実行あるのみです。
が、ATOMはVTが無いためESXi上に64ビットのOSを動作させることが出来ませんでした。マイグレートまでは出来るのですがESXi上で起動できませんでした。
そのため計画を変更して、物理サーバは動作させたままで、VMware Fusion上に32ビット版のOSをインストールして順次V2VでESXi化しました。
中略
残念ながらブログサーバだけは、重いのでFusion上で稼働させてますが、何とかESXiに乗せました。
目論見通りであれば、あまったリソースでテストサーバを立ち上げたり出来たはずですが、ATOMではいっぱいいっぱいでそれどころでは無いようです。
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