治療不可

光の道構想、やっぱりちょっといびつな構造なんじゃないかなぁと。

@ITの記事で。


どっちの話かといえばSoftBank孫社長のご意見というのは、理想論を述べつつも既存のインフラを持っているNTTのメリットはまったく無いかそれに等しい案となっている点があって、よく言えば理想論だし、悪く言えばSoftbankの私利私欲の為のアイディアとしか取れない部分が問題なんじゃ無かろうかと。

要するに、Softbankが光ファイバーやそれを敷設する電柱や埋設路の設備を保有していたとして、国家のインフラ整備としては必要だから解放しなさい、と言われたとして、営利企業がそれを受け入れられるのかという話な気がします。ま、NTTも今は営利企業でしかない訳ですし、電気通信通信事業者という看板であっても・・・特１という看板なので、ほぼ公共事業とみなされても仕方無いとは思うのですが・・・やはり自社に全く不利益な事業は受け入れられないと思うのですが。。。これで、Softbankの電話事業や移動体通信事業のサービスを含め、全てがNTTを上回っていると見なされるなら、同情も得れるのでしょうけど。前述の通り、SoftbankのサポートとNTTのサポートを直接比較してしまうと、費用差＜サポートコスト＋回線品質の差と見えてしまう訳で、Softbankは理想論ばかり言ってるけど実際やってることは理想論に達してないよ！って感じになってしまいますね。

借金でもなんでもいいから、理想論のために国家や一企業（含むSoftbank）が立ち上がって、改善するんだ！　整備するんだ！　という話で無ければ、納得しづらいところ何じゃないでしょうかね。