今月8日、英BBC放送の生放送番組にて、たまたまスタジオ入り口に居合わせ、コンピューター専門家と間違われたタクシー運転手が生放送に出演、激 しく動揺しながらも音楽ダウンロードの未来について何となく語ったとのこと。そして昨日、BBCは人間違いであったことを認め、公式に謝罪したという。 「我々は違う人物にインタビューを行ってしまいました。視聴者の方々を混乱させご迷惑をおかけしました。」生放送が行われたのは今月8日、通称アップル VSアップル裁判の最高裁判決が出たその晩のことである。番組は今回の判決を受け、コンピューター専門家、ガイ・キューニー氏の見解を伺うというものだっ た。司会者の女性はまずタクシー運転手である男性を紹介し、インタビューを開始した。冒頭では男性が激しく動揺し、半ばパニック状態になりながらも何か を説明しようと、慌てて口をパクパクする様子が映し出されている。そしてインタビューは司会者の次の質問ではじまった。「今日の判決には驚きましたか?」
男性は動揺を抑えながら答えた。「判決を聞いたときは、本当に驚きました。全く予想していませんでしたね・・・。」男性はひどいフランス訛りの英語 で喋り、慣れないスタジオのまぶしいライトに目をぱちくりさせた。しかし徐々にスタジオの雰囲気に慣れ始めるなり、男性は果敢にも、音楽ダウンロードの未 来について、自らの意見を何となく述べ始めたのである。
これって・・・
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