Windowsのシェア 9割割れか?

Operating System Market Shareの情報によると、Windowsのシェアが88.68%と9割を下回ったらしい。。。
情報源として公正かは、多少怪しく感じる部分もあるが、Windowsが唯一の選択肢となっている現状と比較すると、別の選択肢(MacやLinuxが有力か?)も選べるというのはある意味非常に健全な事なのではないかと思う。過去の経緯としてWindows(というかMicrosoft)が独自技術によるユーザの囲い込み(IEとかMicrosoftVMなんてのもあったが・・・)で寡占化に向かおうとすることが正しいとは思えないからだ。
ただし、プロプラな環境であるWindowsがハードウェアベンダーも巻き込みながら、デスクトップOSとして(デバイスドライバ等も含めた形で)高い完成度と安定性を持っていることも評価すべきと感じる。ハードとソフトが1ベンダーから供給されているMac OS Xは別にして、オープンな環境であるLiuxのデスクトップ、もっと言うとX11+GNOME環境がWindowsより安定しているとはお世辞にも言えない気がしている。

ま、9割のシェア=ほぼ寡占化しているという事実は間違いなさそうなんだけど。

・・・Netbookの普及がLinuxデスクトップの普及に貢献していないというのは大きいが。国内で販売されるNetbookのほぼ全てがWindows XP Home Edition SP3を搭載しているという事も日本人の国民性なのか?ASUS、HP等も海外ではLinux版Netbookを発売しているのに・・・。
Windows自身も強力なライバルの出現無くして、進歩しないであろうし。(現在のWindowsのシェアの礎となったのが、強大なシェアを誇ったMS-DOSからの移行に成功したことと、Windows自身の出来の良さだったのは間違いないと思うが。)
それでも個人的にはWindows XP・・・というかIE6とセットで考えると2002年~2003年からそれほど進歩していないという気が。
たとえば、IEの進化もNNとの戦いがあったからこそであるし、、、。


もうそろそろ"別の選択肢"がでてきてもおかしくない状況なんだけどなぁ。