日本で大麻が禁止されている本当の理由

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色々と問題になってる大麻ですが、ちょっとググっただけでも、ちゃんとした使い道もあるようだ。


想像力はベッドルームと路上からの日本で大麻が禁止されている本当の理由【追記あり】

一言で言うと『アメリカに言われたから』です。

ちょっと調べればわかると思いますが、日本で大麻が法的に規制されることとなった大元は敗戦直後の「ポツダム省令」です。これにより、大麻が麻薬と定義され栽培や所持が全面的に禁止されます。

しかし、日本では大麻は繊維素材や薬として日常生活に取り入れられており、ごく普通に栽培されていました。そこで、当時の農林省が中心となってアメリカと交渉し、大麻をその他の麻薬規制から独立させた「大麻取締規則法」を制定、栽培に関する免許制などが採用されたわけです。
日本だけでなく、アメリカでも大麻を繊維素材や薬品として一般的に使用していました。しかし、科学技術の発達により石油や石炭を原料とする合成繊維や化学的に精製された薬品が登場し、大麻にとって代わられるようになります。

日本の医療大麻研究最前線


●カンナビノイドが治療薬として有効だと考えられている分野(薬理学会での発表から)

1.消耗症候群
  HIVや癌などで患者においては、極めて重大な病状。エイズ指標疾患の一つにもなっている。
  HIV感染症の場合、病状が進行して、1ヵ月以上発熱や下痢が続いたり、意図しない10kg以上
  の体重減少をきたすもの カンナビノイドは食欲を増進させる作用がある。

2.悪心、嘔吐
  「悪心」とは、嘔吐したくなるような感覚のこと。また「嘔吐」とは、胃の中のものを食道を経由して
  無理に口の外に出すこと。 
  癌に対する化学療法、薬剤使用での緩和に有効である可能性が高い

3.筋痙縮
  多発性硬化症(MS)などの神経性難病。現在、症状を抑える薬はあっても神経の回復にまで
  効果を見せるものはない。カンナビノイドは、神経細胞のミエリンを修復させる作用がある。

4.疼痛(とうつう)
  =痛み。生体組織の損傷あるいは損傷の可能性のある侵害刺激が個体に起こす感覚。
  種類:(1)体性痛(2)内臓痛
  麻酔や薬物投与によって患者の痛みを和らげるのがペインクリニック。主に薬物治療。
  ガンの痛みや頭痛・腰痛・術後の痛みを緩和する医療だが、最近、アレルギー疾患や花粉症などに応用されている

5.頭部損傷
  頭部への急性外傷に際して脳細胞を保護する作用がある。

6.肥満
  脳内のカンナビノイドが食欲を抑制する作用がある。

要は使い方というか。そんなんじゃなかろうか。
詳しくはわかんないが。
麻薬だって、麻酔として使うなら、役に立つ訳だし。。

とはいえ

個人的には解禁は反対。
悪用する人もいるわけだし。

現状通り免許制のままが良いと思う。
(医療用途はもっと考えて欲しい気もするが・・・)