挨拶代わり

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ジャンル変更したのでちょっと自己紹介。
このところ、何となくシンセ熱も復活してきたようで、それなら・・・と。




私、小さい頃から音楽は好きだったようです。

一応学生時代にもそれなりに楽器を弄ってました。鼓笛隊とか吹奏楽とかも在籍してましたし、バンドをやったりもしてましたが、正式にトレーニングを受けた経験というのはありません。

ま、シンセ購入前におもちゃとして「カシオトーン」を持ってたりしました。

初めてシンセを購入したのは「KAWAI」のDC波形のヤツでした。安くて61鍵の鍵盤がついていた事もあって。確か出たばかりだったんですが、その頃通ってた楽器屋で紹介されて買いました。
時代で言うとYAMAHAのDX7IIFDのゴールドモデルとかがまだ売ってて、RolandのD-50とかが最新鋭だったころです。(いや、SY77/99とかJD-800も売ってた気がしますが・・・?)いわゆるDTM音源のはしりとも言えるMT-32/CM-32L/CM-64なんかも出てたような気がします。スタジオに行くとD-50が置いてあって当時はその音色が良くて、弾きまくっててバンドの練習ができなくなる事もありました。というか遊びまくってメンバーに怒られる始末。いや若い故「あんたらのセットアップがおそいんだろ」的に逆切れしたりもしましたが。ま、無駄なあがきでしたね。悪いのは私ですから。
しばらくはそのKAWAIのヤツで音作りをしたり、弾いてみたり・・・と頑張ってたわけですが、いわゆる打ち込みという方法でMTRが無くても曲が作れるという事を知りました。まだ当時はハードウェアベースのシーケンサ(KAWAIのQ-80とか)がまだカタログに載ってた時代でしたので、非常に欲しかったのですがお金が無くなかなか買う事ができませんでした。そんなこんなありましたけど、シーケンサを入手して、色々と曲が作れるようになりました。そうなるとシンセ1台ではパート数や発音数という制限が非常に厳しく、新たに音源を補強する必要が出てきました。
そこで購入したのがYAMAHAのTG-100です。安くてもPCM音源ということで、非常にリアルな音が出るだろうという期待をしていました。実際の所、発音数は多かった(16ティンバー、28音ポリ)のですが、PCM音源に対して期待しすぎていたのか、出音はがっかりでした。Distortion Guitarなんて、とても酷い音でした。それでも、買ってしまったものは仕方ないので、しばらく我慢して使ってました。

そうこうしてるうちにシーケンサもPCベースのものを入手しました。(その時PCもゲット)

そうなるとますます音源に不満が・・・という事で買い足したのが、中古で見つけたEnsoniq ESQ-1とRoland SC-55mkIIです。
ESQ-1で本格的に音作りできるようになり、SC-55mkIIでいわゆる生楽器っぽい音も扱えるようになった事でしばらくは満足していたのですが、不満もありました。
派手なシンセリードとギターの音が欲しかったんです。
当然、この頃には01r/wとかも触ってて、いわゆるDistortion Guitarの音が出る事(当時としては・・・)に感動してましたが、金が無くて買えませんでした。この頃でしょうか、ベース弄り始めたのは。
SC-55mkIIもMIDI再生機として使う方が多かったかも知れません。

この頃は周囲に楽器演る子がいなくて、多分友達とかも「ポカーン」だったと思います。

そこに彗星のように表れたのがKORG 05r/wです。
楽器屋のにいちゃんには「アンプが悪いから音悪いよ」と言われてましたが、そんなの関係ねぇ。速攻購入。
いや初めて05r/wに触れたときはCOMBIモードの音の分厚さに感動しました。同時にGMモードでの出音のしょぼさにも驚いた訳ですが。

丁度この頃聴きまくってた音楽もテクノ系が多くなってましたので、YAMAHAのサンプラー(SU-10)買ったり、KAWAIのドラム音源(XD-5)買ったりしてみたのですが、リズム音に不満が。出したかった音がTR-808/909だったので、仕方ないのですが。その時道を誤ったwと思えるのは、YAMAHAのMU80買ったり、YAMAHAのVL-70m買ったり、KORGのN364買ったりした事。このあたり、衝動買いに近いかも。他にも記憶に残ってない音源購入がありそうな悪寒。機材は増える一方。仕方ないのでミキサー買ったり、エフェクタ買ったり。

実はこの辺から記憶の時系列が怪しい。

結局ちゃんとしたサンプラーが必要と気づいてAKAIのサンプラー(CD3000XL)買いました。
しばらくはKORGのN364をマスターキーボードにして、AKAIのCD3000XLを中心にセットアップしてたんですが、世の中ではSC-88Proとかがデファクトと言う事もあって、SC-8850も買いました。

CD3000XLは操作は非常に難しいのですが、出音が素晴らしい機械でした。何というか音が太い感じです。実はサンプラーと言いつつシンセサイズできますし。お金さえ出せば音ネタはいくらでも手に入りましたから。

この辺でしょうか。色々できるようになって、一番充実してたのは。

そのうちアナログモデリングがもてはやされるようになってきました。
ソフトシンセにも手を出してRB-338とかOrionとかから入ってACIDとかも。旬だったんで。・・・この時期ですかね。アナログシンセって面白いんだろうなぁという幻想を抱いたのは。(要するにビギビギ言わせたかった。)
ここで購入したのがMS2000です。相当遊べるヤツで、それまでソフトシンセでアナログを覚えたつもりだったので相当衝撃的でした。でもソフトシンセの手軽さに触れてしまったのがダメだったのか、4音ポリに不満だったのか。時間が無かったのか。
みたいな感じだったのです。

そんなこんなで、しばらく機材は買わずにやってた訳ですが(熱は冷めても楽器屋には通うみたいな)。
数年前、生活環境ががらっと変わりまして、しばらく楽器から遠ざかってた気がします。ちょろちょろ触ってはいましたけど。

ここ最近、KORGのM3買ったりEMX買ったりしてる訳ですが、過去の音源で未だに使う気になれるのは「CD3000XL」と「MS2000R」位だったりします。そのCD3000XLもバックライトがお亡くなりになってて、今使うのは厳しいですね。今更SCSI接続という時代でもありませんし、MESAも動くかどうか・・・。

という事で基本的にハードウェアシンセ好きです。