お休み

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やっと休日。・・・長かった。
束の間の休息という感じなんですけど。

買ってあった「青いヤツ」 KORGのElectribe MX。なかなか触れる時間が無くて、今日はじめてまともに触ってみました。
シンセとして見ると、Rolandで言うところのSuperSAWのように明らかにコレという特徴のある音が無いし、いじれるパラメータも限られたものしか無いのですが、なかなか楽しいオモチャです。
かなり割り切った作りなので、これだけで幅広い音楽を作れるかというと決してそうではないんですけど、音はいいし、VALVE FORCEも面白い歪み方してくれるし。MS2000と比較してですが、オシレータ波形は多いし、エフェクタも豊富。
中でもモーションシーケンスというツマミの動きをレコーディングしてくれる機能が面白い。
弾くなり打ち込むなりしてパターンを作る → 再生&録音しながらツマミをイジイジ → 再生&録音しながら別のツマミをイジイジ ・・・とする事で、色々変化が付けられるのです。
内蔵シーケンサでこと足りるというか、これ一台で完結してるというか。

TB-303&TR-909というか、そういう路線のコピー楽器(RB-338とかMC-303の類)だと思って手に入れた訳ですが、そうでは無いようです。

足りないとすれば、エンベロープ設定とエフェクタ搭載数。
エンベロープが単純な減衰系と持続音しか用意されていない上に、弄れるのはディケイタイムのみ。ADSRでいじれれば嬉しいんですけど。せめてアタックだけでも搭載していればもう少し音作りの幅が広がると思うのだけど。例えば持続系の音を選択したときはアタックタイムとリリースタイムがいじれるとか。

テクノ系のジャンルをカバーするのであれば、エフェクターが3系統しか無いのが不満かも知れません。
(個人的にはもっとキレのいい、BPM SYNC ディレイが・・・)
シンセパートが5系統あるので、エフェクタも5系統あれば嬉しいんですけどね。

あと、記録メディアがSmartMediaというのが、今ひとつ理解できない部分ではありますが。

もともとのElectribe-Aとか-Rとかが2〜3万で買えたことを考えると、Electribe-MXが実売6〜7万というのは高く感じられるかも知れませんけど、この値段でここまで遊べるのであれば十分過ぎます。(ますますMS2000の出番が減ってしまうなぁ・・・)


その他気づいた事といえば、入力がAC 9Vな事。DCじゃないんです。ACなんです。真空管だから?