オリヲン座からの招待状

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全然興味ない?といえば言い過ぎですけど、映画としては全然ノーチェックでした。
今日「上原ひろみ」ライブで聞いて、というか、「アンコールでちょっと解説してくれたり」した事に安易に影響されて、思わずサントラ買ってしまっただけなんですが。


主演「宮沢りえ」なんですね。
宮沢りえと言えば、「ぼくらの七日間戦争」が思い出されます。その後、色々ありましたけど、今は透明感のある本格派女優さんになられた感がありますね。
今なら、逆に「宮沢りえ」主演だから観てみたいという気もしませんか?



そういえば、「Place To Be」というタイトルの解説というか、上原ひろみさんが「居場所」って表現してました。
「三丁目の夕日」もそうなんでしょうけど、今の時代というか今の日本に「居場所」はあるのでしょうか?
居場所ってほど安楽の地が無いという気がするのは・・・私だけでしょうか。

世にあふれる「ニート」「フリーター」「派遣社員」・・・。衣食住の最低限「住むところ」「飯」「着るもの」。そのものなんですが。実は「住むところ」が確保できない人も多い訳でして、そんな下層もありつつ、中間層が精神的にも病んでるのが「今」な気がします。で、精神的な病みの逃げ場が「昭和」であるのが、根っこにある気がするのですけど。ある意味「欧米化」への反抗でもあるし。これって政治云々の話じゃないですよね。


そういう観点では見てみたい映画でありますね。三丁目では失望させられましたけど。(それというのは六さんが兄貴じゃなかったら、妹のキャラが死ぬ!と思ったから。)
泥臭い兄貴が三丁目を演じてたらドラマとしては面白かったかも。映画としては客は呼べないかも・・・だけど。