やっと、何となく少し理解できた気がします。
個人的にはこの曲の良さは「初音ミク」が音痴な事なんだと思ってます。あちこち音程を外していますが、実はそこがポイントだと思われるのです。何となく「幼い感じ」を受けるのは声質ではなく、所々音程を外したからという理由もあるように思われるのですが、どうでしょう?
前述したようにバックが比較的ベーシックな事をやってるのはそういう意図があると考えると、非常に恐ろしくなりますね。(そこまで意図したプロデュースなら、プロレベルですよね。)
そういう意味ではAutoTune使わないで成り立ってるというのはスゴイことですし、仮に完璧な音程で歌われたりしたら成り立たないんでしょうね。
ネタとはいえ作者は引っ込み付かなくなってるんでしょうね。これだけ反響あると。
しかし、これが起爆剤となって、いわゆる「宅録」が注目されてたりするのは非常に良い事だと思います。宅録というと、デモテープ作成って感じに聞こえますが、そうでもないですよ。古いけど「Mike Oldfield」って宅録のプロもいるし、これまた古いけどプリンスなんかもその類だし。(そういう意味では、言葉的にはDTMでも、打ち込みでも構わないけど、本当に打ち込みだけの人ってあまり居ない気がする。DTMと言われると、どうも音符をペタペタ張ってるイメージなんだよね。)
音楽好きな誰もが自分の楽曲を発表できる場があるわけではないし、夜の街で語り弾きできるタイプとできないタイプがあるように思えるから、ちょっとオタクだけどこういう方法もあっていいかも・・・と思います。
という私は趣味で「鏡音リン待ち」です。どんな声かは期待しませんけど。
・・・期待しつつ、期待しないみたいなスタンスじゃないと・・・。
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