健康的にシンセ話

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夢の話は何となく危険な香りが漂うなぁ・・・という事で、シンセ話でも。


先日衝動買いに近い状態でKORG M3を買ってきた訳ですが、
オプションボードが高いのです。

・EXB-M256 (256MB増設メモリ) 実売¥17,000-
・EXB-RADIAS (アナログモデリング音源) 実売¥30,000-
・EXB-FW (Firewire増設) 実売¥19,000-


全部買ったら、6〜7万円です。
それにHDDとCD-RWを足したら、全部で10万コース。
(むしろCD-RWとHDDは必須。それがあるのは前提になってる気がする)


ここ2日でサンプリングメモリが足りない事は実感しましたから、増設ボードは購入必須なんでしょうけど。取りあえず、全部買ってしまった方が良さそうです、後々効いてきますから。
アナログモデリングも、実用上我慢できる範囲で考えるならばEXB-RADIASはそれなりな訳でして(本物のRADIAS買うのが一番ですが・・・MS2K持ってるのが仇になってて、買えない・・・)M3自身もアナログが苦手かと言えば、そうでも無いです。必要以上にレゾナンスが発振してくれたりしますから、意外に使えるかも。という感想です。

実のところM3が実現すべき機能を考えたら61鍵モデルで30万っていうのはそれなりに納得できる数字かも知れません。目標である、OASYSを考えれば。

コストパフォーマンス悪い? いえいえ、波形メモリが256MBだと言っても、そこは楽器ならではというか作り込みの素晴らしさというのもある訳でして決して音が悪い訳では無いですよ。標準状態でも素晴らしいですよ。ウチの場合、今まで使ってたサンプラーがAKAIのヤツで、メモリ8MBという信じられない状態だったんで、昨今の取り込み方に合わなくなってたってのがあるだけで。そのやり方で使えば、標準でも十分すぎるメモリ実装量(64MB)です。だから、競合のYAMAHA MOTIF XSとか、ROLAND FANTOM-Xと比べても見劣りする訳では無いです。あえて言えば、音作りまで自分でやろうと思えばKORGが一番それっぽいような気がします。(強いて言えば、YAMAHAのXSは標準搭載の波形が豊富。ROLANDは今までのSRXが使えるというのがメリット・・・という感じか)どれを使っても、適切なDAWと組み合わせれば支障無いです。多分。あとは好みの問題ですから。
ともかく今のシンセは素人でも「それなりに使える」感じはありますね。
音が作れなくてもプリセットだけで十分だし、弾けなくてもサンプラーと組み合わせれば何とかなりますから。
あとは操作の複雑さが難点な気がします・・・。ソフトシンセだともっと簡単に扱えますから。