wikiもxoopsもすぐれたアイデアのこもったいいソフトだと思う。 でも実際使うのは技術者ばかりで、MTのように、非技術者の一般ピープルになかなか浸透しないのは、 肝心かなめのコンテンツを実際書く人の心理に微妙にマッチしない文書フォーマットにある。というのは、ちょっと極論かと思った。
Xoopsに限って言えば「Blogと比較すると敷居が高め」というのは納得できる。反面、色々カスタマイズ出来るし、一からPHPなりPerlなりでページを作るよりは簡単だ。ただし、自分でモジュールを作ってみようと思った場合は一から書いた方が楽だと思う。標準でもう少しモジュールを充実してくれれば、敷居が低くなっていいのではないか?
Wikiについては逆の観点というか、あれこそ一般的には簡単に編集出来るのではないか?一から書くのは大変だが、既に書かれた記事を弄るのであれば非常に簡単だと思う。
独自タグに関しては確かに難しいと思うけど、それでもhtmlで書くよりは随分簡単に思える。
例えば、リストを作る場合。htmlで記載すると
<ul>
<li>項目1</li>
<li>項目2</li>
<ul>
<li>項目2−1</li>
<li>項目2−2</li>
</ul>
<li>項目3</li>
<li>項目4</li>
</ul>
という書き方になるが、Wiki(MediaWiki)で書く場合は
*項目1
*項目2
**項目2−1
**項目2−2
*項目3
*項目4
となる。
番号付きリストの場合はhtmlで
<ol>
<li>項目1</li>
<li>項目2</li>
<ol>
<li>項目2−1</li>
<li>項目2−2</li>
</ol>
<li>項目3</li>
<li>項目4</li>
</ol>
と書く。Wiki(MediaWiki)で書く場合は
#項目1
#項目2
##項目2−1
##項目2−2
#項目3
#項目4
となる。
内部リンクを書く場合もhtmlでは
<a href="../../hoge/contents.html>リンク</a>
と書かねばならないが、Wikiでは
[[リンク]]
で済む。
外部リンクを書く場合はhtmlでは
<a href="http://hogehoge.domain/>リンク</a>
と書かねばならないが、Wikiでは
[[http://hogehoge.domain リンク]]
で済む。
よって、最初からhtmlを覚えないでWikiの構文を覚えるというのであれば、Wikiの方が簡単な気がする。
ただ、本当に利用者に便利であるためには構文を覚えなくても使えるようにするのが一番な気がする。
ワープロのようなWysiwygエディタが使えると、相当簡単になるような気がする。
プロ(Web開発者)の目から見ると、納得いかないかも知れませんが。
個人的にはhtmlタグをガシガシと書くのが、一番楽なんですけどね。
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