歴史は繰り返す?

「フルHD時代に向け原点に立ち戻った」--東芝、Cellベースの新プロセッサを公開

これ見て、思い出したこと。
Mpact

最近のGPU(DirextX 10世代)だとプログラマブルなシェーダを搭載しているのですが、Mpactはちょっと違う。
映像、音声、モデム、動画処理なんかをDSPで処理しちゃうっていう発想だった。たしかMpact2も出たはずだが、非常に高価だったからか全然売れなかった。ちょうどCPUの性能向上が目覚ましい時期だったので、何でもかんでもソフトウェアで処理しちゃえばいいっていう発想が主流だったように記憶している。で、ここにきてまたMpactの再来ですか。。。と思ったんですが。
PS3のCellプロセッサもそういう発想が入っている気がします。厳密には違うけど、1CPU + 6DSP(= SPE)と捉えることもできるから。

マルチコア + マルチスレッドでソフトウェア処理しちゃえ!って発想と、DSPつかって処理するっていう発想。
CPUの性能向上に陰りが見えてきたからこそ、出てきたんでしょうけど。

歴史は繰り返す・・・かな?