「Solaris」と一致するもの

Google Chrome 5

ちょっと遅まきながらGoogle Chrome 5 Linux版、Mac版の安定版が26日にリリースされたんで、アップデートしてみました。

Google Chrome 5と言えば、Java Scriptのエンジンが高速化されたり、高速化したFlashが統合されたりする・・・という話でしたが、実際はFlashが間に合わなかったようです。搭載予定だったFlash 10.1というのが、Windows版ではDXVAに対応してハードウェアの動画再生支援機能が使えるようになるバージョンだったので、動画がスムーズに再生できたり、CPU負荷を下げれたりと、こちらもパフォーマンスには大いに影響があったであろう部分です) その部分は残念ですが、それを省いてもレンダリングも速いですし、ブラウザのブックマークやその他情報を同期出来る機能も搭載されていたり、と便利な機能もあります。
また、Ubuntu LinuxがデフォルトのブラウザをGoogle Chromeにする予定だったりと、勢いもありますから、次世代のデファクト・ブラウザになりつつある気がします。

個人的には元々IEを使わずにFirefoxを使っていた理由というのが、Mac、Linux、Solaris、Windowsのプラットフォームで同じFirefoxが使えることと、プロファイルをコピーする事で他の場所でも全く同じ環境をそのまま使えることだったりしますので、Google Chromeでも不自由には思わないでしょう。

という事で最近はChromeを併用中ですが、Firefoxも3.6でかなり高速化されたので、今のところは特に優劣は感じていません。


中古機と無料OSでコスト10分の1 箕面市が全教員にPC支給 大阪

 大阪府箕面市は14日、市立全小中学校教員用にパソコン(PC)を支給し、導入コストを削減するため、中古PCと無 料の基本ソフト(OS)を利用した新しいシステムの構築に取り組むと発表した。学校現場では台数が少なく、情報セキュリティーの点からも共有PCの導入が 求められていた。今後、システムの構築などを行い、来年4月からの実用化を目指す。(杉村奈々子)

どうもコスト削減目的のようですが、目玉はLinux採用ではなく
市は来年1月から作業を開始するが、技術的な課題が発生した際に、ボランティアでアドバイスしてくれる「サポーター企業」を募集する。また、このプロジェクトを書籍化する出版社もあわせて募集する。
日経ITProの記事でも同様で
大阪府箕面市は2009年10月14日,中古パソコン500台にLinuxを導入し,市内の全市立小中学校20校の職員室で再生利用すると発表した。目的はITコストの削減。導入に際してはアドバイスや技術指導を行う「サポーター企業」を募集する。
サポート費用の削減かと。。。ひどい話だよね、宣伝になるんだからタダでサポートしてよ、という訳ですか。1円入札どころか0円入札っていう風に聞こえるな。(その後の随意契約で云々ってのは無いんだろうけど)


Linux+OpenOfficeを採用した部分は面白いかなと思うのですが。

個人的にはOSがWindowsでもLinuxでもMacでもそれほど違いはなく、ある程度の日本語環境とオフィススイート、それにブラウザ、メーラが使えれば一般的な用途には使えると思っているのですが、日本語入力(IME)だけはATOKとか使いたい感じですね。特に事務用途であればなおさら。
ということで、OpenOfficeの基(というか商用版)のStarSuiteとATOKが標準で搭載されていて、なおかつフリーのSolarisもクライアントOSとして検討の余地がある気がします。
どうしてもMS Officeが使いたいのであればWindowsかMacしかチョイスできないのですが。(さらにVBAとかレベルの互換性を考えるなら、Windowsオンリーになる・・・)
けど、本当に必要なんかなぁ。。。そこまで。 ちょっと体裁が崩れるとかレベルの話はあると思うけど、VBAでマクロ書きまくってるとか、スタイル機能使いまくってるとかいうので無い限りOpenOfficeで十分大丈夫だと思うんだけどなぁ。
(スタイル機能に関してはOpenOfficeの方が多階層的に設定できるのでむしろ上だと思うのですが、操作の簡単さというかシンプルさはMS Officeに軍配が上がるかなとかそういう意味で)

個人的に最近やられてるのはExcel2007のファイルで送ってくる人の対応。こっちはExcel2003だっつーねん!拡張子xlsで送ってよ。(Excel2007のファイルを開くことが出きるようになるプラグインと言うかアドインがあるのは知っていますが・・・)