Ubuntu 10.04

最近Ubuntu 10.04を使ってます。

前宣伝どおりというか、起動は確かに速くて測ってはいませんが体感速度ではUbuntu09.10の2倍以上です。IPLのロードから10秒足らずでログイン画面が表示されるので、サスペンド要らないんじゃないかと思ったりも。


最近、Linuxのデスクトップ環境ってのもアリじゃないかなとか思っている。特に自宅であれば。

かなり昔からデスクトップ向きと言われたTurboLinuxやVineLinux、もっと最近になるとFedoraやMiracleLinuxなんかをちょろちょろ使ってみたことはあったけど、ノートPCのデスクトップ環境となると通信デバイスのサポートだったり、グラフィックアクセラレータのサポートだったり、日本語環境だったり、NTFSに書き込みできないとか、果てはフォントの見やすさが・・・とか、ゲーム動かないんですけどとか、色々不満が出てきて結局WindowsかMacで落ち着いていたのだけれど。Ubuntuとか使ってみるとかなり不満無く使えるようになっている。

もちろんMS Officeの代替としてOpenOfficeを使うとなると、特にサイズの大きいファイルを処理しなければならなかったりすると、重かったり、開けなかったりと決して問題が無い訳ではないのだけど。
え、と、この話、実際に数十MBクラスのExcelシートとか使わざるを得ない仕事とかもあって、、、そういうファイルを処理するときにはネイティブで書かれているMS Officeのほうがサクサク処理できたという実体験です。それにファイルの完全な互換が取れないというのも致し方ない部分ではあるけど、仕事で使うのであればマイナスの要素になる。 周囲もOpenOfficeという環境ならいざ知らず、実際にはデファクトがMS Officeなんだし、かっちりレイアウトを組んだ文書やプレゼンファイルのレイアウトが完全に再現できないとかマクロが動かないとか言うのでは、使えないと判断せざるを得ない。

逆に自宅用と考えると他との互換という部分も気にしなくて言い訳だし、不自由せずにブラウザやメーラーが使えるのであれば、別にWindowsに拘る必要も無いのだし。

それでもドライバのサポートやIMEの自由度(って言ってもMS-IME止めてATOKに乗り換える位しか思いつかないけど)なんかも含めWindows程に至れり尽くせりの状況では無いけれど、以前のようにX上がりません(><とか、VGAの256色しか出ませんとか、音が出ません(><とかいうトラブルは減ってるような気がします。


変な話だけど、Windows7になって標準でメールクライアントが非搭載になったりして、クラウド(Windows Liveメール)使ってね的な流れもあるんで、メールのデータの移行とか考えずに割り切っちゃえば、それほど手間も掛からずに移行できるかなぁ。Google Chromeとか使ってるならブックマークとかの移行も必要無いし。

あえてWindowsを選択しないという事にそれほど意味は無いのだけど、以前ほど敷居は高くないし、Ubuntuをデスクトップ環境で使ってみるのもいいんじゃない?とか思ったりして。