Windows7 インストール

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Mac mini (Mid 2007) に Windows7(x64)をインストールしてみました。

時間も経っているので、ネット上に情報がゴロゴロと転がっていて、問題無くインストール出来ました。


インストールの手順ですが、どうしてもWindows機が必要になるみたいです。

素のDVDを使うとSelect CD-ROM Boot Typeと表示された所でキー入力出来ずに先に進めなくなるので、A Blog for Owean MeanyMac mini に Windows 7をインストールしてみた を参考にWindowsAIKを使ってブートイメージをEFIに設定した、DVDイメージを作成する必要がありました。そこでWindowsが必要になってしまうのです。。。本末転倒な気がしますが。

また、Mac miniでは64ビットOSのインストールが許可されていないのですが、実際には普通に動作します。ただ、BootCampのインストーラが機種を検出してインストールを拒否するので、その部分をバイパスする必要があります。マック売りの中年 「SSDいかがですか」政権交代の刺客に情報がありました。



事前準備(1)MacOSX
1)ディスクユーティリティを使いパーティションを作ります。
MacOS Xでは起動中のパーティションのサイズが動的に変更出来るので、空き容量さえあれば気にせずパーティションが作れます。
2)新しく作ったパーティションをFATでフォーマットします。


事前準備(2)Windows
1)Windows7AIKをダウンロードして、DVDに焼きます。
2)WindowsAIKをインストールします。
3)ブートする時にEFIかBIOSかを選択する項目があるのですが、これをEFIに設定したWindows7のDVDイメージを作成します。D:ドライブにWindows7(x64)のDVDをセットしてC:ドライブ直下にwin7_64.isoイメージを作成します。(作成する側のWindowsも64ビット版です)
C:¥> cd "¥Program Files¥Windows AIK¥Tools¥amd64¥"
C:¥Program Files¥Windows AIK¥Tools¥amd64> oscdimg -n -m -bd:¥boot¥etfsboot.com c:¥ win7_64.iso
4)上記で作成したイメージをDVDに焼きます。


Windows7のインストール
1)Macに上記で作成したインストールDVDをセットして、alt/optionキーを押しながら電源を入れます。※実際には電源を入れて、画面が真っ白になったタイミングでalt/optionキーを押す感じです。
2)ブート選択になるので、Windowsを選択します。
3)Windows7は普通にインストールします。


BootCampのインストール
1)Windows7が起動したら、Snow LeopardのインストールDVDをセットします。
2)DVDのBootCamp¥Drivers¥Apple¥BootCamp64.msiを右クリックして、互換性のトラブルシューティングを選択します。
3)バージョンチェックをスキップが選択されるので、プログラムの開始をクリックします。
4)BootCampのインストーラが起動して各種ドライバやコンパネのBootCamp等がインストールされます。


ここまでで、有線LAN、無線LAN、サウンドデバイスなどが認識されて、それなりに動くのですが、最後にもうひとつ。
MacOSXってハードのクロックをUTCに設定して、ソフト側のタイムゾーンで補正して居るのですが、Windows7ってハードのクロックがローカルクロックになるようで、Windows7で起動したらJSTでは9時間前の表示になってしまう・・・んですね。
Windows7側でハードのクロックをUTCとして扱うためにはレジストリ[HKEY_LOCAL_MACHINE/SYSTEM/CurrentControlSet/Control/TimeZoneInformation] に新しくRealTimeIsUniversalというエントリを作成する必要があるようです。



これでやっと普通に使えるようになりました。。。