In The Land of Gray and Pink

グレイとピンクの地
「Caravan / In The Land of Gray and Pink」

プログレの中でも、いわゆるカンタベリー系は非常にマニアックな印象があると思う。
ただでさえプログレ系はマニア受けするジャンルなのに、その中で更にマニア向けと思われてるジャンルだし。でも、どんだけマニアックな音源か!と思って聞いてみると、非常に聞きやすい。そもそも曲そのものが他のプログレの楽曲と違い、かなり牧歌的な印象を受けるし、普通に歌として受け入れやすい。



カンタベリーのカテゴライズについてはROCK PRINCESSに詳しく載っていた。最初はヴァージン・レコードが売り出しの為に考えた出身地でのカテゴライズだったのだが、結局カンタベリー出身のミュージシャン同士の交流が深く、音楽的にも共通点があったということになるのだろう。キャラヴァンもそんな例に漏れず、ソフトマシーンと交流のあった(あるいは共通項のあった)ミュージシャンということになる。

で、何故キャラヴァンに出会ったのかということになるのだが、リチャード・シンクレアの歌声をHatfield And The Northで聞いてからはまってしまい、キャラヴァンやキャメル次々と買い漁った記憶が・・・(^^;
まだ中期〜後期は買ってないのですが、そのうち買うでしょう。
そんな感じで。

個人的にはキャラヴァンの中でも、このピンクとグレイの地がイチバンお気に入り。(聞いた中では)
前半はポップな曲が並び、最後にこの22分にも及ぶ大曲が締める。多分LPだからこの構成になったのだと思うけど、A面に短めの曲が4曲+B面に大作1曲という構成。プログレ盤ではありがち、別に珍しい構成では無い。
気に入った理由としてはリチャード・シンクレア在籍時の盤だから、というのもあるし、デイブ・シンクレアのオルガンがカッコイイからと言う事もあるけど、組曲「9フィートのアンダーグラウンド」の中の一曲(分裂)に非常に惹かれたからというのが大きかった。


ProgLyricsというサイトで和訳の詩を見つけたのだけど、曲の印象通り詞も非常に儚くもの悲しくそして、美しい。

以下 転載


Ninefeet Underground<love's style="color: rgb(0, 102, 0);"> [Disassociation<love's style="color: rgb(0, 102, 0);">]
<love's style="color: rgb(0, 102, 0);">
There's a place where I can go
Where I listen to the wind singing
Songs of happiness I know
And it brings it all back again

Somewhere deep inside of me
There's a song that I can sing
Jigsaw puzzles on a tree
And it brings it all back again

Will the day be warm and bright, or will it snow?
There are people waiting here who really want to know

And sometimes I think of wine
Songs and laughter flowing free
People talking all the time
And it brings it all back to me

Will the day be warm and bright, or will it snow?
There are people waiting now who really have to know

Can't you feel it in the air?
I wonder what it's meant to be
It's the thought that can despair
And it brings it all back to me
Yes it brings it all back to me


詞の意味はProgLyricsで見ていただけると解説があるのですが。まんま、非常に儚く美しい。リチャード・シンクレアの歌声も美しいし。


And it brings it all back again (またはme)の部分が5回繰り返されるのだけど、曲からもイチバン中心のテーマになる部分なのだろう。必ず最後に持ってきて、その後ブリッジでつなぐという構成になっていることから、ブリッジ部分を「・・・」と解釈すると曲の構成と詞が一致する。とか勝手に納得しながら聞いているけど。

Tr2のWinter Wineがyoutubeでアップされていたので



シンセ(KORG M1)が使われてたり、かなり近年(90年代?)の映像ですがベース弾きながら歌う姿がカッコイイです。

ついでにみっけたので、ハットフィールド&ザ・ノースのほうも



こちらは当時映像ですね。リチャード、歌の途中でベース1音間違ってますが何食わぬ顔でさらっと弾いてます。

http://www.youtube.com/watch?v=k_CsKYUGInE&feature=related
(こちらのリンク先のほうが映像が綺麗)