「Apple税」を考える:『MacBook』の価格は妥当か?

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
「Apple税」を考える:『MacBook』の価格は妥当か?

ノートブックを買い求める人たちの多くは、Apple社が大得意にしている教育市場の人たちも含めて、『MacBook』を、コストが半分のノート PCとを比較している。彼らにとって、Apple税はリアルに感じられるものなのだ。たとえ、その比較が公平ではないとしても。

一方、多くのウェブ開発者がMacに乗り換えているが、これはハードウェアの特徴やコストが理由ではない。あらかじめ搭載されているUnix風のコマンドラインが使いやすいからだ。サーバーと同じような開発環境を構築してコードを保存しておくことが簡単にできる。

ま、BSDが載ってるというのは確かに大きいです。(SystemV系とBSD系を両方触っていると戸惑うところも多いですが・・・)
先日某所でLinuxの経験があるという方がSolarisを触られまして、shutdownコマンドのオプションがわからんとかなんとか。・・・かなり目がテンでしたが、BSD系のオプション(shutdown -h now)じゃないのが気に入らないんだとか。逆にSystemV系から覚えた私はshutdown -y -g0 -i5とかの方が分かりやすかったりするのですが。BSDでもpsコマンドも無条件にps -efって叩いて怒られてから頭がps -axねと切り替わる感じというか。別にそれほどは気にならないです。両方使ってますが。
話をもどして。たとえば、個人でSUNのワークステーションを買おうとすれば高いし、デスクトップの環境も(Solaris10でかなり良くなってるけど)そこそこだし。Macってのが無難な選択に思えるのですけど。WindowsにServices for UNIXというセットも試してみたけど、あれならCygwinのほうがまだ良い・・・とか。選択肢としては、UMPCにLinuxというのもあるのですが、いかんせん個人が使うような市販アプリが全然ないというのが痛いところ。Firefox、ThunderbirdとOpenOfficeが使えるだけでよければ、LinuxでもSolarisでも全然構わないんでしょうけどね。

今回のMacBookの発表では事前に噂になっていた800ドルMacが発表されなかったのがちょっと残念ですが。