ずさんな電気配線工事で多数の感電死、イラク駐留米軍兵舎など

ずさんな電気配線工事で多数の感電死、イラク駐留米軍兵舎など

イラク駐留米軍の兵営などでの電気配線工事がずさんなため米国防総省の調べで、2003年9月以降、感電死した兵士らの米国人が13人に達していることが 18日までに分かった。同省はこれを受け、テキサス州ヒューストンにある契約業者のKBRに兵営などの安全性をすべて調査するよう命じた。

この問題を調べる米上院調査委の報告書によると、KBRはイラクでの下請け業者の監督担当に電気技術の知識がない者を採用。また、英語を話せない外国人も雇っていた。KBRの元従業員の証言を引用している。

米紙ニューヨーク・タイムズは先に、陸軍の内部報告書を基に、粗末な電気配線工事で兵士を含む多数の人間が感電で重軽傷を負っていると報道。バグダッドの1施設では米兵の居住空間でほとんど連日、感電が発生しているとの事例も伝えた。


・・・兵士も大変ですね。