北九州市小倉北区片野新町1の美萩野女子高校(大久保元晴校長、生徒数736人)に通う同市在住の1年の女子生徒(16)が、自らのブログに「死ね」と書き込まれたのを苦に自殺したことが分かった。同校は31日午前、保護者集会を開き、経過を報告した。同校によると、29日朝、家族から「(女子生徒が)自宅で首をつって自殺した」との連絡があった。28日夜から29日未明の間に自殺したとみられる。家族にあてた遺書には「自分のブログに『死ね』と書き込みされていた」と書かれていたという。
また、毎日新聞の取材に同校関係者が「26日から27日にかけて、この女子生徒を中傷する書き込みがされたようだ」と話した。
同校は30日に全校集会を開き、生徒たちに事件を報告、31日には保護者集会を開いた。この時の説明では、一緒に登下校している友人らが数日前から女子生徒の様子がおかしかったと話していたという。
29日以降、教職員がこの女子生徒へのいじめや、いわゆる「学校裏サイト」への書き込みがあったか調査していた。動揺している生徒には、臨床心理士による相談に応じるなどの対応を取った。
こんなことで・・・とは思うけど。仕方ないのかなーとも思えますね。どうしてもその年頃だと、世の中=学校だったり友人だったりと、世の中に対する視野が狭いですからね。
ポケベルでも、携帯でも、ブログでも、新しいツールが出現した時は多分それが引き金になったなどどする流れもあったりするのですが、結局の所、本質は何も 変わらないと思います。その狭い世界に携帯なり、ブログなり・・・と言った要素が入るだけであって。いや、友人、学校と言った枠組み自体は全く変わらない のだと思います。
自殺したことは大変残念な話なんですが、気になったのは見出しだったんですよね。「ブログ」って文字。そういう不安定な年頃だからこそ、もっと周りとの絆が必要だったりするんじゃないかと。
コメント