ソニー、国内のパソコン向け電子書籍配信から撤退

ソニー、国内のパソコン向け電子書籍配信から撤退
 ソニーは国内のパソコンや専用端末向けの電子書籍配信事業から撤退し、グループ会社で展開する携帯電話向けの事 業に専念する。当初はパソコンや専用端末向けが市場の中心になると見て、自社製の端末も導入したが、会員数が伸び悩んだ。国内ではコンテンツ配信の主流が パソコンから携帯電話に急速に移行している。  ソニーが全額出資するタイムブックタウン(東京・千代田)が電子書籍配信サイト「タイムブックタウン」を運営 し、パソコンなどに小説や実用書、コミックなどを供給していた。ただ、顧客獲得の目玉としてきたソニーの専用端末「リブリエ」の売れ行きが低調で、 2007年5月に生産を終了した。顧客対応を09年2月末に終えた後に会社を清算する。
やっぱり電子書籍というのはビジネスとして難しいのかな・・・と思う。

初期の電子書籍としてボイジャーのエキスパンドブックがあって、当時としては非常に画期的だったように記憶している。
いわゆるモバイルデバイスでの電子書籍となると、その系統であるBookSurfingなんかもあって、それなりなのかな・・・と思ってたけど。実際のところはどうなんだろう?

個人的には電子手帳→Zaurus→カシオペア→CLIE→W-ZERO3→Advanced W-ZERO3[es]と使ってきた、かなりのモバイル情報機器好きだし、モバイルで電子書籍は移動時間の暇つぶしで非常に重宝しているのだけど、市場自体が縮小すると書籍の入手が出来なくなったりするのかなぁ。。。と。
PCで使うビューアソフトやビューア専用機については別に代替手段もあるし仕方ないかなと思うけど、書籍出版の市場として縮小しているのであれば、寂しいことです。