北京五輪の心配はハードではなくソフト

北京五輪の心配はハードではなくソフト
大気汚染も一頃ほどではなくなっているので、政治的な問題を抜きにすれば、良いオリンピックになる条件は整っていると、つい言いたくなる。少なくともハード面に関しては問題なしだと思うが、いっぽうのソフト面には懐疑的にならざるを得ない。
  具体的に言えば会場係員の対応だ。僕が観戦したプレ大会には、おびただしい数の係員が、各会場に配置されていた。警備スタッフもその中に含まれるのだが、 そのほとんどには、ホスピタリティの精神が決定的に欠けていた。外来者を丁重にお迎えする精神というヤツを備えた係員には、ほとんどお目にかかることがで きなかった。
 
 概してフレンドリーではない。愛想笑いさえできないのだ。こちらが「ニーハオ」と言っても無反応。表情一つ変えず、淡々 と任務に就いている。こちらが日本人で、彼らがすべて反日主義者というわけでもなさそうだというのに、だ。嘘でもニコッとしたい僕のようなタイプにとっ て、これは扱いにくい。
ほんと、今回の件もそうだけど、中国ってわかんないなぁ。。