Klaus Schluze

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同じく電子音のジャーマン・プログレなところから。

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「Irrlicht  /  Klaus Schulze」

この人だけは全く別物かも知れない。タンジェリン・ドリームやアシュ・ラ・テンペルといったジャーマン・プログレでドラム叩いてた人なんだけど、アシュ・ラ・テンペルでベースの人がヤクで廃人になっちゃって、きっと何か精神世界の探求というか、そういう音楽がやりたくなっちゃったんだろうと思う。で、突如としてシンセサイザーでのコラージュ作品を出したのが本作。今でこそ巨匠扱いされるシュルツェだが、本作はシンセサイザーに触って3週間目でレコーディングしたという逸話もある。音的にはジャケ通りの音というか。暗黒。狂気。でも超傑作でもある。