King Crimson

やっぱ、書かなきゃね。

kingcrimsom.jpg「In The Court Of The Crimson King  /  King Crimson」(1969)

全ロック史の中で、特選30枚とか言われたら必ず入る名盤中の名盤だと思う。何てったって、ビートルズのABBEY ROADを全英1位から引きずり落として1位に輝いたというアルバムだから。意味するところを考えてみたんだけど60年代のロック界で象徴的存在だったビートルズを引きずり落としたという事実、そしてアート・ロックを匂わせつつプログレッシブ・ロックへの道を切り開いた独創性。緊張感。激しさと美しさ。全てが70年代のプログレの隆盛、ロックの新世代を幕開けるに相応しかった。恥ずかしながら初めて聞いたのは10数年前だったと思う。当時は、暗かったり変に激しかったり音的には理解不能だったけど、訳のわからない迫力があって何故か聴いてしまった。この奇跡も長くは続かず、相次ぐメンバーの脱退、交代によって2ndアルバムではこの緊張感は得られない。その後、Ribert Fripp(g)の挑戦によって第2の黄金期とも言える時代を迎えるわけだが。GG&Fの事とか、EL&Pの事とか色々書きたくなるのだが、とにかくロックの1時代を築いた名盤という事だけは間違い無いだろう。
ちなみにOpusIIIの1stアルバムのTr2「I Talk To The Wind」は本アルバムのTr2のカバーだったりする。時代を超えてテクノ系のアーティストが美しさを損なわずアレンジしている所に、何となく音楽っていいなと感じたりする。
結局このアルバムが無ければ、King Crimsonがあれだけの存在として未だに活躍出来ている訳も無いんだろう。
どれだけ褒めても足りないほどの名盤だろう。