Xoopsモジュール作り

Xoopsモジュール作りは思ったより簡単でした。

phpで記述すべき部分は最低限で済みますから、最小の手間でサイトの機能アップが行えるわけですね。
前述のPHPファイルなんて、ヘッダーも何も書かれていませんから、それだけで設置することは出来ません。
こういう部分がCMSというべきか。内容に注力できる部分なんですね。


これで、もうちょっとドキュメントが整備されていたら素晴らしいんですけど、残念ながらドキュメントの整備はイマイチ。惜しい。Xoops Cubeの公式サイトにあるフォーラムで色々書かれていますが、情報が散在しているから、なかなか見つけづらいですね。


レベルの高い方はXoopsのコアモジュールをハックして色々とされているようですが、それでは手軽に・・・というメリットが生かせていないように感じられます。



以下、モジュール作りの部分だけ、書き出してみます。

index.phpファイルを作成します。
<?php
include("../../mainfile.php");
include("../../header.php");
include("header.php");
OpenTable();
include("設置するphpファイル");
CloseTable();
include("../../footer.php");
?>
xoops_version.phpファイルを作成します。
<?php
$modversion['name'] = "モジュールの名称を記載";
$modversion['version'] = "バージョンを記載";
$modversion['description'] = "説明を記載";
$modversion['credits'] = "";
$modversion['author'] = "作者名を記載";
$modversion['help'] = "";
$modversion['license'] = "";
$modversion['official'] = 0;
$modversion['image'] = "モジュールのアイコン画像ファイルを指定";
$modversion['dirname'] = "モジュールを設置したディレクトリ名を記載";
$modversion['hasMain'] = 1;
?>

準備ができたら
  1. xoopsのmodulesディレクトリにxoops_version.phpで指定したディレクトリを作成します。
  2. そこにindex.phpと設置したいphpファイルとxoops_version.phpファイルを設置します。
  3. 普通にXoopsの管理者メニューからモジュールのインストールを実施します。
  4. 必要に応じてユーザグループ管理で一般ユーザ、ゲストへのアクセス権を設定します。
注意点としてファイルのエンコーディングがEUCである必要がありました。

最低限、phpで作られたファイルであれば、そのままの状態でXoopsモジュールにすることが出来ます。