自分の演奏、自分の歌声、自分が作った歌。1年経つと赤面するような自作の歌詞。
そんなもの、本当に聞きたいですか?
押入れの中から昔自分で録音したカセットテープが出てきたら、聞く勇気があるんですか?
もはやそれは拷問に近いと思います。
「あの鳥のように~ この世界を飛び立ちたいWoo~」と過去の自分が歌っていたらどうします?
本当にこの世界を飛び立ちたくなりますよ。ビルの高層階から。
「お前と一緒に~ Freedom 抱きしめたい~ らびゅー」と過去の自分が歌っていたらどうします?
きょっひっほーと奇声を上げながら、盗んだバイクを駆り走り出したくなりますよ。手放し運転で。
何かのゲームにかぶれていたのか、「僕に~ この手を~ 汚せというのか~」と歌詞に織り込まれていたらどうします?
過去に遡って、「馬鹿なことはやめるんだッ!」と自分を羽交い絞めにしたくなります。
「あいらびゅーもじゅてーむも使い尽くされてて、独創性が出せない」と当時考えたのか、サビに「いっひりーべでぃっひ」だったらどうします?
…んまぁ、独語だけに独創的と言えなくもないですが。
神坂一の描く純魔族だったら普通に完全消滅させられていると思います、自分自身の歌による精神的衝撃で。
人によってはそのまま切腹してしまうかもしれません。
友達が横で聞いていたら、蝦反りに仰け反って酸欠と痙攣でのたうち回り、声も出せなくなると思います。
スティーヴン・セガール風に言うと「沈黙の爆笑」です。
何故、人間は黒歴史を自らの手で作り出したがるのでしょうか。
他人が作って、自己陶酔を代理でやってくれるのが良いんじゃないですか。
と書かれていました。
私の場合、ちょっと恥ずかしいけど、「なつかしいなぁ」という気持ちの方が上回ってるんですけどね・・・。
書いたこと無いからわからないけど、歌詞も同じようなもんじゃないのかな?
とか思いつつ、本人すら忘れてる昔書いた歌詞なんてのが万一出てきたら本当に恥ずかしいかもしれません。
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