戸田誠司

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邦楽聞かないと思われてもアレなんで。
でもこんなマニアックなミュージシャン知ってる人なんて少ないぞ。

古くは、Shi-ShonenとかReal Fishで活躍してた人。多分、最初のプチブレイクが「FairChild」。1st〜2ndは当時FMでかかったのを聞いて、キタコレ!!!ってな具合に聞いた。中学生〜高校生の時は登下校時にウォークマンで聞いてました。だって、良い出来だったんですもん。FairChildは、アイドルポップをエミュレートした感じで、ちょっとトンガってる感じの子が聞いてた。(ツッぱってる子はBOOWYかREBECCA聞いてたし。)アタシはFairChild、LOUDNESS、REBECCA、BOOWYを全部聞くみたいな感じで、当時からかなり多重人格ぶり発揮してたんですが。当時私の周りではボーカルのYou(えっと、今TVで毒舌タレントしてるYOUさんです)の声にちょっとクセがあって、楽曲の良さが伝わる以前に毛嫌いされてたんですけどね。今聞いてみても、カウンター=副旋律が素晴らしい。アレンジャーとしても恐ろしく抜け目が無い人だ。紅茶のお酒♪でブレイクする直前の3rdアルバムはとってもイイ出来だった。「小さな星」「Jelly Eyes は甘くない」なんかは未だに聞きますし。
で、戸田さんのメロディは大好きです。(ポケットビスケッツの楽曲が戸田さん作曲だって認識してる人って居ました?)天才肌と称される氏だけど、戸田氏のメロディの良さって何だろ?「どことなくノスタルジック」な感じがある所が良いのかも。いつ聞いてもサウンドが最先端でも、メロディだけ後ろ向き。ほっと口ずさめる感じが良いのです。で、どことなく漂うねじれ感覚は彼が超一流である証だと思ってます。

ということで、日本人だからNGって事は全然ありません。良いものは良いです。