少なくとも音楽には別物と思えばイイってのが存在する。
それは看板（ブランド）に対する期待であったりする訳だが、ここでもそんなアルバムを書きたいと思う。
ASIA（エイジア）の4th 「AQUA」だ。
なんて言っても看板であった、ジョン・ウェットンが居ないという状況でJ.Downesが頑張って作ったAORアルバムって感じだ。もちろんそこにはプログレの集いであった「ASIA」の姿は無い。しかし、AORとしてはB級の傑作といった感じでなかなか聞けるアルバムになっている・・・と思っている。
この後KingCrimson〜UK〜ASIAと歩んできたウェットンも失速してしまう事を考えれば、J.Downesの決断というか、なかなか思い切った舵取りは、むしろ評価されるべきでは？と思う。結局、70年代からのプログレの幻影を追いかけてきたリスナーには全く無視されてしまう上に、AOR畑からの評価も低い状況になってしまうので、結局ダメじゃん。とか言われると返す言葉は無いのだが。
自分の中では「Who will Stop The Rain?」「Little Rich Boy」は名曲なんで・・・。
（本当に共感得られなそうな感想だな・・・。）
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