bindのバージョンアップ

CERT VU#800113 DNS Cache Poisoning Issueの件があったので、BINDのバージョンアップを行った。(検証とか、評価とか・・・もろもろの意味合いを含む)

まぁ、普通にインストールして
$ ./configure --prefix=/usr/local --enable-threads --enable-largefile
$ make
# make install

起動したら・・・syslog(messages)にこんなん吐く。
named[9811]: [ID 873579 daemon.error] /usr/local/etc/named.conf:20: unknown key 'rndc-key'
rndc-key知らないって・・・どういう事?まさかバージョンアップでまた仕様変更あった?
一瞬恐ろしくなったけど、結局named.confに一行追加して動くようになった。
include "/usr/local/etc/rndc.key";

で、ログに気になるWarningが・・・
named[10086]: [ID 873579 daemon.warning] checkhints: view internal: L.ROOT-SERVERS.NET/A (199.7.83.42) missing from hints
named[10086]: [ID 873579 daemon.warning] checkhints: view internal: L.ROOT-SERVERS.NET/A (198.32.64.12) extra record in hints
何?ルートサーバどした?と思ったら、きっちりアナウンス(速報) L.root-servers.net の IP アドレス変更についてが出てました。

 2007 年 10 月 24 日(米国西部時間)、ルートネームサーバの一つである
L.root-servers.net の IP アドレスが 2007 年 11 月 1 日に変更されるこ
とが、ICANN から発表されました。

Advisory - "L Root" changing IP address on 1st November
October 24th, 2007 by Kim Davies
http://blog.icann.org/?p=227

L.root-servers.net の新しい IP アドレスは 199.7.83.42 となります。現
在既に新しい IP アドレスは運用可能な状態となっており、11 月 1 日のルー
トゾーンにおける変更作業をもって、正式運用が開始されることになります。

発表では、現在の IP アドレス 198.32.64.12 は今後少なくとも 6 ヶ月間に
渡り引き続き参照可能とするとのことですが、移行完了後、最終的にはサー
ビスを終了する予定であるため、11 月 1 日のルートゾーンにおける情報変
更後に各 DNS キャッシュサーバのルートヒントファイルを更新する等の、適
切な対応が必要になります。

新しいルートヒントファイルは 11 月 1 日の正式運用開始後に、以下のURL
から入手できます。

- ftp://rs.internic.net/domain/db.cache
- ftp://rs.internic.net/domain/named.cache
- ftp://rs.internic.net/domain/named.root
- ftp://ftp.internic.net/domain/db.cache
- ftp://ftp.internic.net/domain/named.cache
- ftp://ftp.internic.net/domain/named.root

なお、JPRS では引き続き本 Web を通じて本件に関する情報提供を行う予定です。

ついでにインストール先とかも変更したので、色々シンボリックリンク張り直したり、旧バージョンのファイルを消したり、そんなもん。
案外あっさりいったほうかな。

どっちかというと、うちのサーバが遅いのでコンパイル(make)に掛かった時間の方が長かった(^^;






# さて、この作業ボリュームをベースに工程表考えるか(^^;